1、来院なさる前に

「この症状って泌尿器科なのかな?」

泌尿器科は、いったいどんな病気を診るところなのかよくわからず、はじめて来院するときは、ちょっとしり込みする方も多いようにおもいます。

泌尿器科が扱う臓器は、尿をつくり排尿するための臓器と、男性の生殖に関係する臓器の二つ(排尿・生殖)ですが、扱う病気は多岐にわたり、診る範囲も広い科です。

患者さんも男性、女性、お子さんと様々な方がいらっしゃいます。上記二つの臓器に関する機能は、ひとの生活の質(QOL)に大きく関わってきますから専門的診療が大切です。気になる症状があったら、まずは、気軽にご相談ください。

・男性の皆さんへ
・女性の皆さんへ
・小児泌尿器
・ご家庭でチェック

尿検査を通常おこないますので、受診直前の排尿を避けるようにしてください。

2、来院されたら

当日は、来院されたら、まずは受付に声をかけてください。不明な点は、スタッフにおたずねください。

◆ 受診のときにお持ちいただくもの

健康保険証、(お持ちの方は)各種医療証、お薬手帳

◆ 受診時の服装について

超音波検査を行う場合がありますので、女性のワンピース着用は避けられたほうがよいです。

3、待合室にて

診察前にて、問診票に、現在の気になる症状、これまでのこと、服用中のお薬などについて記入いただきます。

質問事項などよくわからないことがありましたら、スタッフに気軽におたずねください。問診票を出された後は、待合室でお待ちください。

4、診察室にて

待合室で記入いただいた問診票をもとに、医師がいろいろ伺います。

泌尿器科の診療内容は、きわめてデリケートな日常生活にも関連しています。看護師が同席している場合でも、先生とだけ話したいというときはお気軽に申し出てください。

5、検査

症状によっては、尿検査、血液検査、レントゲン、触診などを行います。

膀胱炎で来院なさる女性の方は、膀胱炎は通常内診は行いません。尿検査やエコーで判断します。

6、診断

検査結果をもとに、医師が診断を行いますが、検査内容によっては検査に時間がかかり、後日お伝えすることがあります。

泌尿器科疾患は、ほんの些細な事でも、日常の暮らしに大きく影響します。専門医による的確な診断による治療を早めに始めることが大切です。